第7話「恐ろしい女」は本日TVerとNetflixでの配信がスタートしました。
今回もBS-TBS制作部の木暮が、私なりの「匂わせ」と少し解説を交えながら気になるシーンをご紹介いたします。

【以下、第7話のストーリーに触れています。絶対知りたくない方は、第7話ご視聴のあとにお読みください。】

死のギリギリにならないと興奮しない…

今回、真白（山下幸輝）の「過去」と「性癖」が明らかになるシーンがありました。
「ましろーー！！」という声が聞こえてきそうです。
6話で朱音（桃月なしこ）が真白に見せたスマホの画面には真白が過去に起こしたストーカー事件のことが書かれていました。
ストーカーしていたのは、以前、真白が語っていた元カノです。
「彼女にストーカーされていた」というのは逆で、真白が彼女をストーカーしていたわけです。
また、死のギリギリにならないと興奮しないという真白の性癖も判明。
真白は朱音ちゃんの首を思い切りしめていましたが、朱音ちゃんは大丈夫なのか？
真白がここまで見せてきた「不気味さ」はこういったものから来ているんですね……。
確かに雅道（豊田裕大）と朱音が二人で歩いているところを見ていたりしましたし、まだストーカーの癖が出ている気がするのは私だけでしょうか？

やっと出てきた！？穂花の「裏の顔」

物語前半で描かれてきた穂花（臼田あさ美）は…
▽母親から逃げるため家を飛び出し、年齢を偽って仕事をして雅道と出会っている。
▽その母親から逃げても逃げても見つかるので周りの人を含め不安にさせてきた。
▽以前アシスタントをしていたフラワーアーティストの水無瀬香子（宮本真希）からひどいことをされトラウマを抱えている。
と、少し可哀想な印象を持っている方が多いかもしれません。

しかし、第6話で「え…？」と思わせるシーンがあり、そして今回第7話で一気に穂花のイメージが覆ったのではないでしょうか。

香子のもとに死者に送る花「百合」を届け、香子のパートナーであった小西が香子のことを愛していなかった証拠の音声を届けるという残忍なことをしていました。
香子が壊れてしまった原因は穂花にあり、穂花の本当の裏の顔を見た気がします。

少しこのシーンについて解説させてください。
香子は、穂花が小西を誘って関係を持ったことによって、自分と小西との関係が崩れたと思っていました。
何とかして穂花に復讐しようと考えた香子は、新婚の野山夫妻を、雅道を陥れることで崩そうと考えていたんですね。
穂花の言った「私と同じやり方で復讐しようと考えていますね」はこのことです。
しかし当時の小西は、香子に対する愛情は冷めており、穂花で愛情を満たしていました。
香子の勘違いだったわけです。
それを、穂花が聞かせた音声によって知った香子は、壊れてしまう。
復讐の計画も、真実だと思っていた愛も、崩れてしまったわけです。

高級感漂う！水無瀬香子の家【木暮は見た現場ウラ（!?）話】

今回のウラ話で紹介するのは、水無瀬香子の家です。
有名フラワーアーティストとして登場する香子の家は、まさに豪邸。
スタッフのこだわりで、香子のポスターや自身の本などが飾られています。
こちらの写真は、水無瀬香子待望のファースト作品集「PRIDE OF FLOWER」！
タイトルにどこか香子らしさを感じませんか？

それでは今回はこの辺で。
また来週、お会いしましょう！
第8話「破滅」は、2月22日(木)よる11時から放送。
TVer（見逃し無料）とNetflix（最新話まで全話）の配信は2月23日(金)正午からです！

書いた人：木暮望海（BS‐TBSコンテンツ編成局編成制作センター制作部）

木曜ドラマ23「夫婦の秘密」
BS-TBS 毎週(木)よる11:00～11:54
【TVer】無料配信は放送翌日の正午から
【Netflix】でも配信中

出演：臼田あさ美　豊田裕大　山下幸輝　古川毅（SUPER★DRAGON）　桃月なしこ　別府由来　大月美里果　宮本真希　剛力彩芽
脚本：武井彩　蓼内健太
監督：守下敏行　本田大介　吉田和弘
プロデュース：鈴木早苗(BS-TBS) 　有我健(BS-TBS)　巣立恭平(ROBOT) 　小柳智則(EPISCOPE)
製作：BS-TBS　ROBOT

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