皆様、はじめまして。
BS-TBS コンテンツ編成局 編成制作センター 編成部所属の大野慎介です。
社会人歴は8年目。
キャリアのスタートはテレビ制作会社で、TBSテレビ スポーツ局に在籍し約7年間、中継や番組制作に携わりました。
その後、昨年3月に開局した新BS局でキャリアを積み…。
この4月からBS-TBSの一員になりました。
現在は、事故なく放送を行うべく編成トラフィックを中心に業務にあたっています。
仕事柄、直接イベントや現場に出ることは少ないのですが、今回、BS-TBS放送中の「バレーボール ネーションズリーグ2023」の視察のため、名古屋に行く機会を頂きましたので、現場で感じたことなどをお伝えできればと思います。

中継現場で迎えに来てくれたのは…

私が現場に足を運んだのは6月2日(金)。
女子日本代表の第2戦、対クロアチアが行われた日です。

ご紹介させていただいた通り、私は、キャリアの殆どをTBSテレビ スポーツ局で積みました。
主に野球班に所属し、野球中継やドキュメンタリー番組の制作をしていましたが、時にはヘルプ要員で、バレー班に召集されたこともあり…
今回の「バレーボール ネーションズリーグ」の制作スタッフ陣は、元々一緒に仕事をしてきた仲間たち。
視察に来ていることを伝えるや否や、林ディレクターが迎えに来てくれました。

ネーションズリーグ中継カメラは、なんと17台！

会場に到着したのは12時15分頃。
すでに第1試合が行われていましたが、どこか忙しそうな制作スタッフ陣。
「日本戦は19時30分からなのでまだ5時間以上も時間があるのに…」と、思っていた矢先、林ディレクターが教えてくれました。
今大会、日本戦以外の試合も国際映像を制作しており、全世界にしていること。
そして、カメラ台数はなんと、17台！
そのうち「ユニカメ」は2台だそうです。
（「ユニカメ」とは、日本向けの専用映像を撮影するためのカメラのことです。）
ちなみに、BSの野球中継は6カメで制作しているので、それを考えるとさすが国際大会ですよね！

17カメの中から、どの画をテイクするのが1番良いのか、視聴者にわかりやすく伝わる中継が出来るのかを考えるとともに、国際映像を配信するにあたって中立的な画作りも意識しなきゃいけない。
その中で、ユニカメを挟み込み、日本目線の中継を作りあげるという…
バレー中継の裏側を知ることが出来ました。

日本戦前にはインスタライブを配信！

さらに！
日本戦の開始前には、放送席で解説の狩野舞子さんとゲストの石井優希さんによるインスタライブを配信！
投稿コメントを読み上げるなど、試合前から盛り上がりました。
バレーボールを！BS-TBSを！モット知ってもらうため、放送以外にも多岐に渡って仕事をしていく必要があると改めて実感しました。

当日のインスタライブの模様はこちらでご覧いただけます。

そして肝心の日本戦！
見事クロアチアにストレート勝ち！
気持ちよく帰れると思ったのですが…。
台風の影響で新幹線が運休。
思い出に残る出張となりました。

書いた人：大野慎介（BS-TBS コンテンツ編成局 編成制作センター 編成部所属）

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