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テレビが好きな人と一緒にチャレンジを続けたい。【BS-TBSを知る一問一答】

広告代理店から、2021年秋にBS-TBS社に転職した秋山桃子(あきやま ももこ)。33歳のとき、これまでの人生とこれからの人生を見つめ直すタイミングで、やりたいことにチャレンジしながら、自分の時間も充実させられる道へと舵を切る。現在、番組の企画業務とともに、BS-TBSとして全く新しい取り組みである「BS-TBSファンクラブ」を一から任されつつ、休日は趣味に没頭する充実した日々を送っている。

【プロフィール】
秋山 桃子
株式会社BS-TBS
編成部プロデューサー
主な担当番組:「吉田類の酒場放浪記」(https://bs.tbs.co.jp/sakaba/

Q.これまでのキャリアについて教えてください。

秋山:「新卒は北海道のテレビ局に入社しました。感動や元気をくれるテレビが大好きで。高校生くらいのころから、テレビ局で働きたいと思っていました。最初の転職は31歳のとき。広告代理店に入社しました。10年間テレビ局で働きいろんな業務に携わりましたが、最後は営業職で、ビジネスとして番組を売る難しさを感じているうちに、売るためのマーケティング戦略を立てている広告代理店を覗いてみたいと思うようになり、転職するなら早い方がいいと思い、30代前半で広告会社への転職を決意しました。」

Q.前職の広告代理店からテレビ業界に戻ろうと思った理由を教えてください?

秋山:「広告代理店では、2年間クライアントとやり取りしながら、マーケティング戦略を一通り経験しました。2021年秋に、二度目の転職でテレビ業界に戻ってきたのですが、マーケティングに関わりながら、改めてテレビのコンテンツを作りたい気持ちが強くなっていきました。広告代理店での学びを活かして、テレビ局に戻りたいと思ったんです。」

Q.秋山さんが思うテレビの面白さとはどんなところですか?

秋山:「テレビは“知らなかったことを知れる”のが魅力だと思います。配信系だと、興味あるものを自分から見にいくスタイルですが、テレビは何となくつけていると全く知らない世界のことを知る事が出来るきっかけになります。そして、新しいものや価値観に出会って、そこから深掘りしようと思えるのがテレビの面白さかなと思います。」

Q.そのなかでもBS-TBSへの入社の決め手はなんでしたか?

秋山:「複数のテレビ局の採用面接を受けましたが、新卒社員の離職率が低いのが決め手でしたね。私が思う“3大やめる原因”がありまして、面接を受けるうちに、BS-TBS、にはこの“3大やめる原因”がないのを感じました。三大やめる原因は、「やりたいことができない」、「人間関係の悩み」、「自分の時間が取れない」です。それは入社してからも変わりません。BS-TBSではいろんなプロジェクトに参加できるし、チャレンジさせてくれる環境があります。人間関係も気さくな感じでいい雰囲気です。コロナ禍に入って出勤時間が柔軟になったのもあり、ライフワークバランスも取りやすいと感じています。」

Q入社前と入社後のギャップはありましたか?

秋山:「面接時から感じていることですが、忙しいときや大変なときもギスギス感を外に出さない雰囲気がいいですね。入社してからは、個々の能力の高さを実感しています。でも気さくな人ばかりだし、中途採用の人も多いので、なじみにくいこともありませんでした。今回の転職時は長く働きたいと考えていたので、会社のことをよく調べました。離職率をチェックしたり、オンライン上にある会社員のインタビュー記事を見て雰囲気を掴んだり。中途は新卒と違って、自分自身が判断基準を持っています。情報を十分集めて検討することで、入社前と入社後のギャップを少なくすることができるのではないかと思います。」

Q.今はどのような仕事を任されていますか?

秋山:「現在は主務として編成部に所属しつつ、マーケティングPR部も兼務し、業務を行っています。編成部には、レギュラー番組や特番の企画を行う企画班、CMや番組進行を管理するトラフィック班、ドラマ制作に関わるドラマ班など様々な業務があります。私は企画班の一員として番組企画を検討したり、視聴率の動向を見て分析や提案を行っています。今一番大きな業務は、11月14日にスタートする“ファンクラブ”の立ち上げですね。入社してすぐに任され、1年近く準備をしてきました。今や、テレビは番組を流すだけではだめ。BS-TBSを見てくれているファンの方により楽しんでほしいという思いで、番組をきっかけに趣味や興味を深掘りして集まる場や機会を作りたいと考えています。上司も“責任は取るからチャレンジしよう”と言ってくれるので、あくせくしながらも1人1人に深く楽しんでもらえるコンテンツ作りに挑戦中です。」

Q.同僚から見ても大変そうという声がありましたが実際にはどうですか?

秋山:「わからないことだらけなので、手探りですね。ファンクラブは出演者さんとファンの方を近づけるものが望まれると思いますが、当初私は出演者さんとの繋がりはゼロで。まずは現場に顔を出したり仕事外でもお会いしたりして、関係を作っていきました。出演者さんに関わってもらうからには、出演者さんにも楽しんでほしい。悩みながらあくせくしていると協力してくれる人が出てきて、前に進めています。」

Q. ライフワークバランスが取りやすいとのことでしたが、仕事以外についても聞かせてください。

秋山:「実は前職のときは忙しくて体を動かす時間があまりなく、運動したい!と思っていました。今は平日はしっかり働いて、土日は体を動かすようにしています。夢中になっているのは、トレイルランニングという山で走るスポーツ。もともとジョギングや登山が好きだったので、はまっています。趣味があると、番組やコンテンツ制作にも活きてくると思っています。自分が何かに熱量をもっていると、他の人の熱量への理解も深めやすい。自分の趣味と置き換えて考えられるので、趣味は浅く広くでも持っているといいと思いますね。サウナも好きでよくいきますが、置いてある雑誌を一通りチェックします。今どんなことが流行っているのか注目されているのか、ざっくりと把握するようにしています。」

Q. BS-TBSには、どんな人がなじみやすいと思いますか?

秋山:「テレビが好きなほうが、仕事が楽しいと思いますね。いろんなタイプの人がいますが、共通しているのは、うちに秘めた熱意を持っていること。部署によっては、仕事がハードな時期もあります。いい番組を作りたい、何かを成し遂げたいという思いがある人と、一緒にチャレンジをしていきたいですね。」

Q.最後にこれから挑戦していきたことについて教えてください。

秋山:「これからもBS-TBSのファンの方を楽しませたい、自分の番組を作りたいという思いのもと、いろんなことにチャレンジしたいですね。目下の目標は、ファンクラブをしっかり運営して、番組を見てくださる皆さんと一緒にファンクラブを楽しむこと。今テレビは番組を作るだけでなく、もっと視聴者が楽しめることを追い求めていかないといけないと思っています。テレビが好きな人、チャレンジを楽しめる人と一緒に、BS-TBSを盛り上げていきたいです。」

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