はじめまして。編成部で字幕放送などを担当している水田理佳子です。
今回は、絵と文字で分かりやすく表現をする【グラフィックレコーディング】略して【グラレコ】について、noteを書かせて頂くことになりました。

「Style2030」で「グラレコ」を初めて知った私

私の日常業務のひとつとして、字幕放送のための番組プレビューがあります。
この日は、字幕付与が始まった「Style2030 賢者が映す未来」をプレビューしていました。
冒頭にグラフィック・レコーディングの方が紹介され、私はそれまで「グラレコ」を全く知らなかったので、「会話と同時進行で『イラストとコメントでまとめる』って？？？ それは必要なの？」と、頭の隅に「？マーク」を置いたまま、プレビューを進めていきました。

番組中に、ちょいちょい入ってくるグラレコ情報に「これって実は凄いんじゃないか」と興味をそそられました。
背中越しに話しを聞き、白板に向かいコメントと絵でまとめ上げるセンス。
流れる会話の中からポイントを押さえ、自分の中に落とし込み、どのように見せるか。
他者へどう伝えるかを考え【グラレコ】へと形を変えていく。
簡単に見えて、とても高度なスキルではないかと！
しかも同時進行ですよ、頭の中で変換をどのようにしているのでしょう。
たまにゲストの話を聞きながら相槌をうつなど、その余裕はどこからくるのだろうと改めて感心！

絵に親しみが持て、レイアウトも見やすい。
グラレコを使えば文字で埋め尽くされた資料を見るよりも、要点が掴みやすく、思い出すことも容易いのではないでしょうか。

グラレコを真似て自分の問題点であったりとか、誰かに何かを伝えたい時に分かりやすく説明ができそう。

グラレコって面白い！
【グラレコ】あなたも知りたくなりましたよね。
見たくなりませんか。

SDGsってけっこう身近！と気づかせてくれた番組

折角なので、番組の感想も書かせて頂きますね。
実は私「SDGsとは？」と、ふんわりと【SDGs】という文字だけが浮かび、実際の活動があまり見えていませんでした。
ですが、この番組を見て「なるほど！けっこう身近にあるじゃない！」と、気がつきました。
ゲストの方々は、世界に目を向けたり事業を起こしたりと体力を必要とすることを実行していますが、私たちは大きな事柄ではなくとも、物を大切にする、他者を受け入れるなど、日々、小さなSDGsが出来るんじゃないかと、この番組を通じて気づくことができました。
SDGsをシンプルに分かりやすく伝える。
とても興味深い番組ですので、ぜひ多くの方々に見ていただきたいです。
「Style2030 賢者が映す未来」は毎月第3日曜の午前10時から放送です！

書いた人：水田理佳子（BS-TBS 編成部）

▽「Style2030 賢者が映す未来」
最新話のゲストは、レストラン「été」のオーナーシェフ 庄司夏子さん。
2023年5月15日(月)正午までTVerで配信中です。

番組公式サイトはこちら

▽番組公式Twitter

▽番組中のミニコーナー「Action2030」にも注目してください