賢者との対談~その合間の、いい話。「Action2030」【「Style2030」スタッフnote】
「Style2030 賢者が映す未来」プロデューサーの片山です。
番組内のミニコーナー「Action2030」は、3分ほどのVTRではありますが、毎回、登場する方たちの「『当たり前』を見事に覆す考え方」にハッとさせられています。
今回は、そんな話をさせて頂こうと思います。
「地球の未来のためになにができるだろう」
ナレーター逸見友里さんのひと言、「地球の未来のためになにができるだろう」をきっかけにして始まる対談番組『Style2030 賢者が映す未来』。
その分野の道をきわめたゲストとの対話を通して、持続可能な世界を達成すべき2030年に向けた生き方のヒントを探る番組です。
これまで、漫画家のヤマザキマリさんや生物学者の福岡伸一さん、建築家の坂茂さん、バレーボール元日本代表の益子直美さんら各界の著名人が、ときに時空を超えたユニークな視点で数々の提言をしてくれました。
12月18日放送分はTVerで見逃し配信中です。
市井の「アクション」にもっと光を
対談は54分の番組として放送されますが、その合間に登場するのが、3分程度の「ミニコーナー」、『Action2030』です。
今回(12月18日放送)は、全国に広がりを見せる「スポGOMI」の活動を宮崎・延岡で取材しました。
「スポGOMI」は文字通り、スポーツのように、ごみの量と質でポイントを競うもので、高得点のチームには商品券など賞が授与されることもあって、大いに盛り上がります。
『Style2030』が2030年に向けた賢者が映す未来、「スタイル」であるなら、
『Action2030』は、市井の団体や個人、企業がすでにおこした「アクション」だといえます。
これまで紹介してきたのは、隠すのではなく、魅せるアート補聴器を製造販売する大阪・池田の「十彩(toiro)」や、ひとつ屋根の下にお年寄りのデイホームと保育園が併設する東京・小金井の「また明日」などです。
「自分たちも何かできないか?」
より良い暮らしや地域のため活動する人々の声に、「自分たちも何かできないだろうか?」という思いにさせられます。
そして、そこには、「補聴器は肌色で、なるべく隠すもの」「お年寄りと幼児は、分けて世話するもの」といった、これまでの「当たり前」を見事に覆す考え方があり、毎回、ハッとさせられるのです。
賢者の提言のその合間にある『Action2030』にも、ぜひ注目してください!
書いた人:BS-TBS 片山賢太郎(「Style2030 賢者が映す未来」プロデューサー)
BS-TBS「Style2030 賢者が映す未来」
毎月第3日曜 午前10:00~10:54
出演
龍崎 孝(ジャーナリスト/流通経済大学副学長・教授)
皆川玲奈(TBSアナウンサー)
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