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圧倒的スター三浦大知と奇跡の6組コラボレーション、そして音楽のすばらしさ【Sound Inn S 放送100回記念フェス】

はじめまして。
BS-TBS新入社員の難波樹と申します。
2か月の研修を経て、6月から報道情報局で「報道1930」の制作に携わっています。
「報道1930」では、松原キャスターを筆頭に、毎回社会の問題に深く切り込んでいます。
放送とともにYouTube配信も行っているので、気になる話題があれば、ぜひニュースのキーワードに「報道1930」をつけて検索してみてください。

また、Instagramでニュースの要点やアナウンサーのオフショットも公開しています。
放送の裏側が垣間見える内容となっておりますので、ぜひ一度覗いてみてください。

■報道1930 公式Instagram
https://www.instagram.com/houdou1930/


そういえば「Sound Inn S」ってなんだろう?

さて、「Sound Inn S」の「S」とはなんでしょうか?
また、インの「n」が2つあるのも気になります。

「S」から始まる単語を思い浮かべてみると、
Special(特別な)、Supreme(最高の)、Spectacle(壮観)、Smile(笑顔)など、素敵な意味を持つものがたくさんあります。
ただ、これはおそらくスポンサーのSEIKO様の「S」ということなのでしょう。
言わずと知れた時計・腕時計メーカーですね。
私の青春時代は黒の「WIRED」とともにありました。

そして、「n」が2つの「Inn」。
どこかで見たことがあると思ったら、「宿屋」という意味なんですね。
音だけ聞いて、なんとなく「Sに宿る音」みたいな意味なのかと思っていましたが、「音の宿る場所『S』」とするのが正しそうです。

とはいえ、私の立場であまり適当なことを言うわけにもいかないので、この話はここまでにしておきましょう。

「生演奏」と「ここにしかないアレンジ」

閑話休題、この番組の魅力はなんと言っても、「生演奏」と「ここにしかないアレンジ」。
過去の「Sound Inn S」で私が印象的だったのが、2022年11月19日放送のキタニタツヤさんの回。
ここで、番組内で楽曲のアレンジを担当した本間昭光さんが次のようなコメントをしています。
「(キタニさんから)どうしても世代的に生のストリングスやブラスと接する機会がないって話を伺っていたので、そしたらもう『Sound Inn S』しかないんじゃないかと。」
これはまさにそうで、もちろん私もまだまだ気持ちは若いつもりなので、ボカロ音楽や最新の打ち込み系の音楽が大好きなのですが、一方で人が演奏する音楽の息遣いが魅力的であることにも疑いの余地はありません。
今回のコンサートも、「君の瞳に恋してる」などのフレーズを五月雨式に浴びせかけるようなオーケストラ演奏からスタートし、初めからボルテージMAXで楽しませてくれました。

そして、もう一つ忘れてはならないのが「アレンジ」。
例えば料理は作る人によって少しずつレシピが違うと思うのですが、音楽にはまごうことなき原典が存在します。
一度世に出てしまえば、同じ旋律にはどうしても他人の手垢を意識させられます。
だからこそ、1つの旋律を味わい尽くせる「アレンジ」や「リメイク」、「カバー」に「オマージュ」、「サンプリング」といった工夫には強い魅力を感じます。
この番組で行われるアレンジも本当に見事で、素晴らしい原典のまた新たな素晴らしい一面を見せてくれます。
毎回毎回アレンジ版を制作するというのは、いったいどれほどの労力がかけられているのでしょうか。
こんなに贅沢なことにはなかなか出会えませんよね。

ちょっと前段が長くなりすぎましたね。
ここからはちゃんとコンサートの話をします。

大トリ!三浦大知と奏でる「music」

これまでの3本の記事で、私の同期がそれぞれ心に響いたパフォーマンスを紹介してくれました。
Little Glee Monsterさんの唯一無二のハーモニー、伊東ゆかりさんの深みのある表現、松崎しげるさんの力強いパフォーマンス、上白石萌音さんの透き通るような歌声は私も忘れられません。(yamaさんについては8月26日の放送前にご紹介予定)
その中でも、私が特に度肝を抜かれたのは、トリを務めた三浦大知さんの「music」です。

MC、パフォーマンス、歌唱のすべてをひっくるめて、圧倒的なスター性を浴びることができました。
本当にカッコよかったです。 
かねてより、ミュージシャンがその生業とする「音楽(ミュージック、music)」を冠してリリースする曲に強く惹かれる質(たち)なのですが、パフォーマンスを通して、三浦さんの音楽観の一つがこの曲の通りであることを実感することができました。 
ご臨席くださった皆さんが今回ここに来てくれたのは、番組を好いてくれていたからなのかもしれないし、今回出演してくださったどなたかを応援されていたからなのかもしれません。
三浦大知さんのコンサートとはまた違う、ここにしかない客層の全員が、三浦さんの号令のもと一つとなり、全員で一つの音楽を作り上げていく様は、まさに「music」のMVの世界に入り込んだかのようでした。

私はどんくさいので、なかなか人前で音楽に乗ることをためらってしまうところがあるのですが、それでもこのパフォーマンスを見せられては、自然と拳を上に突き上げていました。 

このグルーブをぜひともあなたにも体験してもらいたい!
 三浦さんはあと2曲披露してくださったのですが(贅沢ですね!)、せっかくなので、その曲目は放送でのお楽しみとさせてください。 

サプライズの全員歌唱 最後の最後まで”目が離せない”!!

最後に、なんと全員で1曲お届けするとのこと!
「We Are The World」でも歌うのかなと思うほど豪華な布陣を前に流れてきたのは、冒頭でも演奏された「君の瞳に恋してる」。

見事な伏線回収に心が躍りました。
サビ前の「♪テーレッテーレッテーレテッテッテッ」(伝わりますかね...?)というフレーズの金管楽器の音が非常に印象的で、生演奏を最大限に堪能できる選曲だと納得しました。
 重なり合う楽器の音色と日本屈指のシンガーたちの歌声。
人の声までもがオーケストラの一員であるかのような一体感。
いわゆる「音圧」が胸の奥にまで届き、この瞬間は「音楽」が私の心臓を鼓動させている気さえしました。
まれにみる贅沢な時間でした。

そしてとにかく感じたのは、最高峰のシンガー、プレイヤーのスター性。
人一人ひとりの営みがここまで心をつかんで離さないのかとあっけにとられました。
この日の私にとって、「Sound Inn S」の「S」は、Star(スター)の「S」だったのかもしれません。

さて、今回のテーマは「音楽は時を越えて」だそうですが、今や音楽は時どころか距離も越えてしまうのだから、いい時代に生まれたものです。
当日ご一緒できなかった皆さんにも、7月29日(土)と8月26日(土)の放送でこの感動を体験してもらうことができます!
普段の放送とは異なり、観客の息遣いを感じることができるのも新鮮なのではないでしょうか。
お楽しみに!

 最後に、楽器の弾ける人生がよかったと改めて思いました。
何か始めてみましょうかね~ 

書いた人:難波 樹(BS-TBS 報道情報局 報道番組部)

新人研修でTBSラジオ「#ふらっと」に出演させていただいたときの写真です。

「Sound Inn S」
100回記念フェス〜音楽は時を越えて〜
2023年7月29日(土) よる7:00〜8:00 放送
2023年8月26日(土)よる6:30~7:00 放送
出演:伊東ゆかり、上白石萌音、松崎しげる、三浦大知、yama<8月26日のみ出演>、Little Glee Monster(50音順)

■7月29日(土)放送分のTVer無料見逃し配信中は8月26日(土)18:29まで!

■8月26日(土)放送分は 放送直後からTVerにて無料見逃し配信!

■番組公式ホームページ
出演者コメントも掲載!

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https://twitter.com/soundinns/

■番組公式Instagram
https://www.instagram.com/soundinns/

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