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噂の!東京マガジン

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BS-TBSで放送中「噂の!東京マガジン」です。番組でお届けした内容ををnoteの記事としてお届けしていきます。
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2023年10月の記事一覧

なぜ都会を離れて田舎に移住?森を再生するロマンとは?【噂の!東京マガジン「噂のあの人」】

夏から始まった新コーナー「噂のあの人」の第2回です。 今回は都会から田舎に移住し林業に転職した若者を小島奈津子さんが取材しました。 仕事がきつくて地味ということで敬遠されがちな林業になぜ転職したのか? その理由を探っていくと、林業に新規参入し新しい風を吹かせている会社の存在がありました。 林業に転職した若者:片岡洸太さん 神奈川県横浜市出身の片岡洸太さん23歳は、去年の夏、林業の会社、青葉組に入社した新人林業マンです。 大学を卒業後、不動産会社に入社しましたが水が合わず1

一体なぜ?公共施設がボロボロなのに豪華施設を計画する久喜市【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

埼玉県久喜市で、中学校の校舎や駅前の歩道橋など、多くの公共施設が老朽化。 一部の施設では事故が起きているのに、修理が進まず、問題になっています。 一方で市は、多額の予算が必要な、ある豪華施設の建設を計画。 一体どういうことなのか? 市民はどう感じているのか? くわしく取材しました。 都心まで50分のベッドタウン 埼玉県久喜市 埼玉県の北東部に位置する久喜市は、人口およそ15万人のベッドタウン。 都心まではおよそ50分と、アクセスも良好です。 久喜市は50年ほど前のベビーブ

熱帯魚から大型魚まで!荒川が外来生物天国となっている理由とは?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

2023年6月、アメリカザリガニとアカミミガメが野外に放すことを禁止する条件付特定外来生物(※後述)に指定されました。 そんな中、一級河川の荒川では、多くの外来生物が生息し、被害に困っている人たちがいます。 荒川といえば、埼玉から東京へ、都市部を多く流れる河川。 なぜ外来生物があふれているのでしょうか。 アリゲーターガー グッピー コクチバス…まさに外来生物天国の荒川 荒川は、埼玉県秩父連山の甲武信ケ岳から流れ出し、埼玉から東京にかけて流れ、最後は東京湾に注ぐ全長173キ

増加する学童保育の待機児童。ではなぜ支援員は増えないのか?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

共働きの家庭が小学生の子供を預ける場所である「学童保育」。 近年、その「学童」の待機児童数が増加しています。 以前問題になった「保育所の待機児童」は大幅に減少したのに、学童の待機児童は、なぜ減らないのか。 現場で働く人の声を聞きながら、探りました。 多様な形態の学童保育 学童保育の名称は、学童クラブ、放課後児童クラブ、放課後キッズクラブなどさまざま。 また、公設公営、民設公営、民設民営など、運営形態もさまざま。  公営の場合、自治体の補助金(自治体ごとに異なる)と保護者が