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噂の!東京マガジン

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BS-TBSで放送中「噂の!東京マガジン」です。番組でお届けした内容ををnoteの記事としてお届けしていきます。
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#清水国明

新たなハコモノ行政か!? 全国で進んでいるアリーナ建設計画とは?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

今、全国の自治体がアリーナの新設・建替を検討していることをご存じでしょうか? なんとその数は都道府県の倍近い88件にもなっています。 今回の「噂の現場」は、その一つ、さいたま市の計画に強く反対している近隣住民を取材し、今なぜ、アリーナ建設が全国的なブームになっているのか?理由を探りました。 さいたま市のアリーナ建設 さいたま市は与野中央公園を広げ、「次世代スポーツ施設」と言われる大小2つのアリーナおよび結束空間を建設する予定です。 小さいアリーナは老朽化が進んでいる市立体

漁師が釣った高級魚クロマグロをなぜか放流!? 【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

日本人が大好きなマグロ。 なかでも天然のクロマグロは最高級品ですが、実は、ある漁師たちは釣ったクロマグロの半分以上を海に放流しているのです。 なぜ、そんなもったいないことをしているのか? その謎に迫りました。 現場は外房・勝浦沖 今回の現場は外房の千葉県勝浦市。 沖合をクロマグロが回遊する黒潮が流れているので全国有数の漁場になっています。 勝浦沖では組合に所属する数十隻の小型漁船が小規模なはえ縄漁を行っていますが、勝浦漁港から豊洲市場までは車でわずか2時間なので、天然の生

脱サラして鳥獣被害と向き合う移住者【噂の!東京マガジン「噂のあの人」】

今回の「噂のあの人」は、埼玉県飯能市に移住した家族5人のお父さんです。 憧れていた田舎暮らしを始めたサラリーマンが、あることをきっかけに農業被害をもたらす有害動物を駆除するハンターに転身し始めた命の利活用。 そこには、動物の命を無駄にしたくないという強い思いがありました。 駆除したシカが捨てられていた 遠藤さん一家は、都内まで車で1時間ちょっととアクセスが良く、移住支援の制度もある飯能市に7年前に移住しました。 当初はそれまでと同じ、都内の会社に車で通勤するサラリーマンで

中学校統合計画に保護者困惑!なぜわざわざ、端の学校に統合?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

平成の30年間で公立の小中学校が6000校以上減少するなど、近年、全国で行われている学校の統廃合。 岐阜県のある市では、9年前から中学校の統廃合について、行政と保護者の対立が続いています。 なぜ長期間、反対が続いているのでしょうか。 恵那市南部5地区の中学校 26年度に山岡中学に統合される計画 岐阜県の南東部に位置する恵那市。 その南部には、合わせると名古屋市よりも広大な5つの地区があります。 現在、この南部各地区に5つある中学校が、2年後の2026年度に、西の端にある山

どかないお寺が悪いのか?墓地がさえぎって進まない、東京都の道路計画【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

東京練馬区で、都によって計画された都市計画道路が、工事開始から18年経っても開通せず、問題になっています。 原因は、道路計画地をさえぎるように建つ、およそ200基の寺の墓地。 住民たちは計画に同意して移転したのに、寺はなぜ移転しないのか。 そもそも都はなぜ、これだけ多くの墓地がある場所に、道路を計画したのでしょうか。 終戦後すぐから約80年…東京都の道路計画の概要 問題の道路は、放射第七号線という東京都の都市計画道路。 千代田区九段を起点とし、練馬区西大泉を終点とする延長

なぜ突然止まったのか?学校給食が抱える課題とは【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

2023年9月、広島市の食堂運営会社の経営が悪化し、各地で給食の提供がストップ。 広島をはじめ、岩手・静岡・香川など13府県、64のさまざまな学校(高校や学生寮・特別支援学校など)の給食に影響が出ました。 なぜこれほど多くの学校で、給食がストップする事態が起きたのか。 当時の現場の混乱ぶりと、学校給食事業が抱える課題を取材しました。 突然給食がストップ 生徒と学校関係者が語る当時の混乱ぶり 静岡県立沼津工業高等学校。 こちらの学校には調理室があり、広島の運営会社から雇われ

失踪した技能実習生のSOS!国の制度の盲点とは?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

たった一本の電話をきっかけに、外国人技能実習制度の驚くような実態が明らかになりました。 昨年11月29日、福島県で「噂の現場」の取材を終えたロケ隊が車で東京に帰る途中、ディレクターの携帯が鳴りました。 かけてきたのは失踪した外国人技能実習生を保護している東京のNPO団体「日越ともいき支援会」の吉水さん。 以前、失踪問題の取材で協力してくれた人でした。 その内容は、《関東の工場で実習中だったベトナム人女性が処遇に耐えきれず失踪、茨城まで逃げてきたが所持金が底をつき助けを求めてい

その後の“現場”スペシャル!モンスターウルフ・50年混雑の駅・ゆるキャラのその後【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

かつて取材した「現場」のその後を探る「その後の現場」。 今回は、野生動物追い払いロボット「モンスターウルフ」、改札口が一つしかなく50年以上混雑が続いていた埼玉県の川角駅、そして茨城県のゆるキャラの「その後」を取材。 それぞれの予想外の「その後」とは…… 野生動物追払ロボ「モンスターウルフ」のその後 最新型「ウルフムーバー」 とは 番組が2017年から取材し続けてきた「モンスターウルフ」。 狼の姿、鋭い眼光や音声で、これまで多くの畑で効果を発揮。 2年前の取材ではタイヤが

危険すぎる違法電動アシスト自転車 急増したワケは?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

さまざまなタイプの製品が発売され、販売台数も一般の自転車を上回っている電動アシスト自転車。 ところが近年、違法で危険なものが売られ、事故も増加しています。 違法な自転車でありながら、なぜ出回っているのか。 規制をかけることはできないのか。 実態を詳しく取材しました。 一般の自転車を上回る販売数の電動アシスト自転車 正しい基準とは 200種類以上を揃えた日本初の電動アシスト自転車の専門店が誕生するなど、今や一般の自転車以上に幅広い世代に浸透している、電動アシスト自転車。

レシピ無しでは難しい!? 家庭料理の定番メニュー「親子丼」を やってTRY!!【「噂の!東京マガジン」スタッフnote】

こんにちは。マーケティングPR部の石橋希生です。 今回は私が宣伝担当をしている番組、「噂の!東京マガジン」を紹介します! 「テレビの週刊誌」がコンセプトの長寿番組 毎週日曜ごご1時から放送している「噂の!東京マガジン」。 番組の中でも根強い人気を誇るのは、「令和の常識 やって!TRY」のコーナー! 通りかかる町の人たちに、まるで抜き打ちテストかのように、突如として料理に挑戦してもらい、スタジオではプロの料理人から美味しく調理できるとっておきのコツを教えて頂きます。 2月

法律ができても無くならない「盛り土」【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

今回の「噂の現場」は、危険な土砂の山「盛り土」を取り上げました。 盛り土に関しては去年5月、盛り土を作らせないようにする通称「盛土規制法」が施行されましたが、その後も福島県などでは新たに盛り土が造られているのです。 一体どういうことなのか? 取材すると、「盛土規制法」の意外な実態が見えてきました。 福島県西郷村にできた土砂の山 東京駅から東北新幹線で80分という新白河駅がある西郷村は緑豊かな村です。 ここ数年は、その生活環境の良さを気に入った移住者が増えている田舎暮らしの

東京から四国に移住した5人家族の奮闘物語【噂の!東京マガジン「噂のあの人」】

今回の「噂のあの人」は、四国のほぼ真ん中にある高知県大川村に移住した東京出身の5人家族です。 大川村は豊かな自然に囲まれた山村ですが、人口は離島を除くと日本で2番目に少ない約360人という過疎の村です。 そこで3人の子供を育てながら移住にチャレンジしている若い夫婦の姿を追っていくと、田舎暮らしの厳しい現実と成功させるためのヒントが見えてきました。 移住して1年の夫婦 大川村に夫婦が移住して1年ほど経っています。 34歳の夫は、空き家に移住者が住めるようにする改修工事を村か

おじさんも大ハマリ!ウサギブームの光と影【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

今、ペットのウサギがブームになっています。 鳴かないし、大人しいし、可愛らしいということで飼う人が増えているのです。 しかし、その一方、多頭飼育崩壊といった問題も起き、数多くのウサギが悲惨な目にあっています。 「噂の現場」は、ブームという光と飼育崩壊という影を取材しました。 ウサギブームの実態 都内で最近増えているウサギカフェ。 都内にあるお店は10匹のウサギたちに逢うために多い日は客が60人も来るという大盛況ぶりです。 またウサギ専門のペットショップも増えていて、訪れた

なぜ都会を離れて田舎に移住?森を再生するロマンとは?【噂の!東京マガジン「噂のあの人」】

夏から始まった新コーナー「噂のあの人」の第2回です。 今回は都会から田舎に移住し林業に転職した若者を小島奈津子さんが取材しました。 仕事がきつくて地味ということで敬遠されがちな林業になぜ転職したのか? その理由を探っていくと、林業に新規参入し新しい風を吹かせている会社の存在がありました。 林業に転職した若者:片岡洸太さん 神奈川県横浜市出身の片岡洸太さん23歳は、去年の夏、林業の会社、青葉組に入社した新人林業マンです。 大学を卒業後、不動産会社に入社しましたが水が合わず1