カメリハ代役初体験で手震えすぎ!打ち上げで号泣。心に残る特別な1日となった2023年4月1日。【よいの日WEEK】
はじめまして。
BS-TBS営業推進部の堤 智愛です。
普段は月毎に各番組のCM枠をセールスする仕事をしています。
ひょんなことから、今回記事を書かせていただくことになりました。
「なぜ?」私がよいの日の記事を書く理由。
BS-TBSでは今年3月27日から4月1日まで、「よいの日WEEK」という全社イベントを実施しました。
その内容については、プロジェクトリーダーの黒木彩香さんの記事に詳しく書かれていますが、各部署が垣根を越え一丸となって取り組んだ、BS-TBSでは初めてのプロジェクトでした。
このプロジェクトのメンバーは有志で集っています。
そして私はメンバーではありませんでした。
なので、この企画が形になるまでにどのようなアイディアが生まれ、議論が交わされたのか。そしてここまで来るのにどんな苦労があったのか。私にはわかりません。
色々と様子は聞こえてきていましたが、きっと私が想像するより何十倍も大変な道のりだったと思います。
そんなリアルな部分を何も知らない私が、何故か今記事を書いています。
疑問の声が聞こえてきそうですね...
ただ、この「よいの日」という1日が、結果的に私にとってはすごく心に残る特別な日になりました。
それが、今回執筆のお声掛けをいただいた理由なのかなと自分なりに解釈しています。
このイベントは、もちろん視聴者の皆様、オトナとして日々頑張っている全ての人へのエールとして行われたものですが、社員の私もこの企画から、大きなエールをもらったような気がしました。
その感謝の気持ちを、拙い文章ですが精一杯書かせていただきます。
若手中心プロジェクトの募集?!「なにそれ楽しそう!」
去年の10月頃、全社員宛に1通のメールが届きました。
営業の若手から出た企画を全社イベントとして実現させるべく、若手を中心にメンバーを募るというものでした。
しかも企画の立案者は、私がとても尊敬する先輩の黒木さん。
「楽しそう、参加してみたい!」シンプルにそう思いました。ワクワクしました。
でも、すぐに返信することはできませんでした。
というのも、この募集が出たとき、私は担当業務の要領を掴むのに毎日悩んでいた時期だったからです。
そして営業デスクとして日々いかに売り上げを積んでいくかにチームで集中している中、部署外の仕事も両立させていく自信がありませんでした。
思いがけないお誘いと参加しない決断。
そんな風に悶々と考えながら過ごしていたある日、黒木さんが「堤さん、このプロジェクト興味あるんじゃない?」と話しかけてくださいました。
誰にも話していなかったので、すごく驚いたのを覚えています。
私は中途採用でBS-TBSに入社しましたが、自分なりに明確な目標をいくつか携えて入社しました。
どんな仕事が得意で、この会社で何をやってみたいと思っているのか。
そして私がこうした企画を考えるような仕事が好きだということなど、日々のやり取りや雑談を通してきっと黒木さんは気づいてくださったんだろうなと思い、とても嬉しかったです。
より参加したいという気持ちは強まりましたが、だからこそ、やるとしたらプロジェクトも普段の業務も一層責任をもってやらねばならないと思いました。
とても悩みましたが、自分やチームの状況、課題などを冷静に考え、結局私は参加しないことを選びました。
そして「落ち着いたらいつでも途中参加してくれて大丈夫だよ」という黒木さんの温かい言葉に甘え、まず目の前の仕事に集中することにしたのです。
そこから数ヶ月、おそらくプロジェクト自体に色々なハードルが生じており、黒木さんを始めメンバーの皆さんが慌ただしくなっているのが感じられました。
途中参加というのも、もはやできないような状況でした。
声をかけてくれた黒木さんや、いつも手助けをしてくださる営業の先輩方が慌ただしくしている姿を見ても、何もお手伝いできていないことにもやもやしていました。
だからこそ、社員全員に割り当てられた当日のお仕事は、精一杯頑張ろうと思いました。
「よいの日」当日。手震えすぎ事件!
そして迎えた4月1日の「よいの日」当日。
わたしは、よる7時からの「オトナを楽しもう春のよいの日 生放送スペシャル」に「代役チーム」として参加しました。
カメラさん、照明さんをはじめ、番組スタッフが段取りや座り位置、動きなどを確認するために、出演者の代わりとしてカメリハなどに参加するのが「代役」のお仕事。
私は「おんな酒場放浪記」倉本康子さんの代役を仰せつかりました。
首には「倉本康子」という札を下げての参加です。
初めての経験だったのでかなり緊張してしまい、ビールをコップに注ぐシーンのリハーサルでは、「そんなに?!」と思うくらい手が震えてしまいました。(笑)
漫画みたいに「ガクガクガク」と太字で擬音語でも書いてあるのかというくらい震えていたと思います。
恥ずかしかったですが、現場にも笑いが起きていたし、自分は一生懸命やったので今後の良いネタとして大切にしようと思います。(笑)
そんなこんなで最後までとにかく必死でしたが、その時の現場の空気感やスタジオのセット、プロデューサーや制作チームの方々のプロの動き、外勤(直接スポンサーや広告会社にセールスをしに行く部隊こと)が一生懸命セールスしたスポンサーが、特番ならではの営業施策に満足されている姿等々…。
普段PCに向き合っているだけでは目にする機会のない様々な景色を沢山見ることができました。
また、黒木さんから見せてもらったあの企画書がこうやって形になるんだなと、コンテンツを作る会社ならではの醍醐味を垣間見た気がしました。
何より、このプロジェクトは制作からではなく、営業の、しかも若手発信で生まれたものです。
そうやって部署や年齢にとらわれず、誰しもが挑戦できる環境があるというのも、すごいことだなと思いました。
突然の涙。そこで感じたこと。
そんな緊張しっぱなしだった「よいの日生放送」の1日が終わり、私は安堵感を感じつつ、手の震えを色んな人にいじられながらわいわいと楽しく飲み会のひと時を過ごしていました。
そして最後、黒木さんのもとに行き、「お疲れ様でした!」と明るくお伝えするつもりだったのですが、いざ話し出したら、涙がポロポロと出てきてしまいました。
大人げなく突然泣き出した私を見て「リハで緊張しすぎたことで泣いてるの?」という言葉がどこからか聞こえてきましたが、そうではありません。(笑)
なぜ泣いているのか自分でも驚きましたが、きっと私の中に、プロジェクトに参加しなかったことへの悔しさがあったんだろうと思います。
もちろん、その時の選択に後悔はしていません。
気持ちを切り替えて業務に集中したおかげで当時の悩みも解決しましたし、自分なりに営業デスクとしての大事な考え方を掴めてきている実感があるからです。
ただ、尊敬する先輩が声をかけてくださり、きっかけを与えてくれたとても有難い環境が目の前にあったにも関わらず、自分がその機会を掴める状態に達していなかったことに悔しさがありました。
そして結局最後まで自分のことに必死で、何のお手伝いもできなかったことにも悔しさを感じていました。
そんな本音が黒木さんを前にした瞬間、無意識にあふれ出てきてしまったんだと思います。
そのあと、黒木さんを始め営業の先輩方が「今度は一緒にやろう!」と温かい言葉をかけてくださいました。
こんな風に気にかけてくれる先輩方が身近にいる環境は、とても幸せだと思います。
「よいの日」という特別な経験で。
この「よいの日」の出来事を機に、私はこの先社会人としてどうありたいのかを改めて考えることができました。
次同じような機会があった時、やりたいと思ったら自信を持ってそれを選択できるようレベルアップしていたいですし、「できないかも」と思うより「どうしたらできるか」をまず先に考えてみる癖をつけようと思いました。
そして、仕事であれプライベートであれ、ワクワクするものに出会えるという貴重な機会を、前向きに掴みに行ける大人でいたいと思います。
そのためにも、この日みた景色、先輩方への感謝の気持ちを忘れずに、日々の仕事や自分自身にしっかり向き合って過ごしていきたいと思います。
長くなりましたが、私はこのプロジェクトから、色んな気付きやエネルギーをもらいました。
とても感謝していますし、大変な数ヶ月間を走り抜いたメンバーの皆様には尊敬しかありません。
この気持ちが少しでも、黒木さんやメンバーの皆様に届けば幸いです。
本当に本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
書いた人:堤 智愛(BS-TBS営業局営業推進部)
▽「オトナを楽しもう春のよいの日 生放送スペシャル」
2023年5月4日(木)正午まで「TVer」無料見逃し配信中です
▽BS-TBS公式TikTokには「よいの日生放送」動画アップされてます!
▽2023年「よいの日WEEK」公式サイト
こんなことやってました!
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