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噂の!東京マガジン

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BS-TBSで放送中「噂の!東京マガジン」です。番組でお届けした内容ををnoteの記事としてお届けしていきます。
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#行政

ユーカリ植樹で町と住民が対立!【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

「噂の現場」では、これまで自治体が街路樹や公園の木を伐採する計画に反対している住民たちの声を何度も取り上げてきましたが、今回は兵庫県佐用町の植樹計画に住民が反対しているという、今までに無かった現場です。 今年1月に開かれた住民説明会では、計画を進めたい町と反対する住民が激しく対立しました。 今、佐用町で何が起きているのか? 取材しました。 ユーカリ植樹計画 佐用町は所有者が手入れせず荒れた山林に悩まされています。 2009年の大雨では、そんな山林の緩い地盤が原因で土砂崩れ

新たなハコモノ行政か!? 全国で進んでいるアリーナ建設計画とは?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

今、全国の自治体がアリーナの新設・建替を検討していることをご存じでしょうか? なんとその数は都道府県の倍近い88件にもなっています。 今回の「噂の現場」は、その一つ、さいたま市の計画に強く反対している近隣住民を取材し、今なぜ、アリーナ建設が全国的なブームになっているのか?理由を探りました。 さいたま市のアリーナ建設 さいたま市は与野中央公園を広げ、「次世代スポーツ施設」と言われる大小2つのアリーナおよび結束空間を建設する予定です。 小さいアリーナは老朽化が進んでいる市立体

中学校統合計画に保護者困惑!なぜわざわざ、端の学校に統合?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

平成の30年間で公立の小中学校が6000校以上減少するなど、近年、全国で行われている学校の統廃合。 岐阜県のある市では、9年前から中学校の統廃合について、行政と保護者の対立が続いています。 なぜ長期間、反対が続いているのでしょうか。 恵那市南部5地区の中学校 26年度に山岡中学に統合される計画 岐阜県の南東部に位置する恵那市。 その南部には、合わせると名古屋市よりも広大な5つの地区があります。 現在、この南部各地区に5つある中学校が、2年後の2026年度に、西の端にある山

どかないお寺が悪いのか?墓地がさえぎって進まない、東京都の道路計画【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

東京練馬区で、都によって計画された都市計画道路が、工事開始から18年経っても開通せず、問題になっています。 原因は、道路計画地をさえぎるように建つ、およそ200基の寺の墓地。 住民たちは計画に同意して移転したのに、寺はなぜ移転しないのか。 そもそも都はなぜ、これだけ多くの墓地がある場所に、道路を計画したのでしょうか。 終戦後すぐから約80年…東京都の道路計画の概要 問題の道路は、放射第七号線という東京都の都市計画道路。 千代田区九段を起点とし、練馬区西大泉を終点とする延長

なぜ突然止まったのか?学校給食が抱える課題とは【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

2023年9月、広島市の食堂運営会社の経営が悪化し、各地で給食の提供がストップ。 広島をはじめ、岩手・静岡・香川など13府県、64のさまざまな学校(高校や学生寮・特別支援学校など)の給食に影響が出ました。 なぜこれほど多くの学校で、給食がストップする事態が起きたのか。 当時の現場の混乱ぶりと、学校給食事業が抱える課題を取材しました。 突然給食がストップ 生徒と学校関係者が語る当時の混乱ぶり 静岡県立沼津工業高等学校。 こちらの学校には調理室があり、広島の運営会社から雇われ

失踪した技能実習生のSOS!国の制度の盲点とは?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

たった一本の電話をきっかけに、外国人技能実習制度の驚くような実態が明らかになりました。 昨年11月29日、福島県で「噂の現場」の取材を終えたロケ隊が車で東京に帰る途中、ディレクターの携帯が鳴りました。 かけてきたのは失踪した外国人技能実習生を保護している東京のNPO団体「日越ともいき支援会」の吉水さん。 以前、失踪問題の取材で協力してくれた人でした。 その内容は、《関東の工場で実習中だったベトナム人女性が処遇に耐えきれず失踪、茨城まで逃げてきたが所持金が底をつき助けを求めてい

危険すぎる違法電動アシスト自転車 急増したワケは?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

さまざまなタイプの製品が発売され、販売台数も一般の自転車を上回っている電動アシスト自転車。 ところが近年、違法で危険なものが売られ、事故も増加しています。 違法な自転車でありながら、なぜ出回っているのか。 規制をかけることはできないのか。 実態を詳しく取材しました。 一般の自転車を上回る販売数の電動アシスト自転車 正しい基準とは 200種類以上を揃えた日本初の電動アシスト自転車の専門店が誕生するなど、今や一般の自転車以上に幅広い世代に浸透している、電動アシスト自転車。

法律ができても無くならない「盛り土」【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

今回の「噂の現場」は、危険な土砂の山「盛り土」を取り上げました。 盛り土に関しては去年5月、盛り土を作らせないようにする通称「盛土規制法」が施行されましたが、その後も福島県などでは新たに盛り土が造られているのです。 一体どういうことなのか? 取材すると、「盛土規制法」の意外な実態が見えてきました。 福島県西郷村にできた土砂の山 東京駅から東北新幹線で80分という新白河駅がある西郷村は緑豊かな村です。 ここ数年は、その生活環境の良さを気に入った移住者が増えている田舎暮らしの

一体なぜ?公共施設がボロボロなのに豪華施設を計画する久喜市【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

埼玉県久喜市で、中学校の校舎や駅前の歩道橋など、多くの公共施設が老朽化。 一部の施設では事故が起きているのに、修理が進まず、問題になっています。 一方で市は、多額の予算が必要な、ある豪華施設の建設を計画。 一体どういうことなのか? 市民はどう感じているのか? くわしく取材しました。 都心まで50分のベッドタウン 埼玉県久喜市 埼玉県の北東部に位置する久喜市は、人口およそ15万人のベッドタウン。 都心まではおよそ50分と、アクセスも良好です。 久喜市は50年ほど前のベビーブ

なぜ閉鎖?誰が決めた?今後が不安!駅のトイレ廃止問題【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

千葉県中部、大網白里市のJR永田駅で、今年2月から駅構内のトイレが閉鎖されてしまい、鉄道の利用者から、不満の声が上がっています。 誰が、どんな理由で閉鎖したのか。 それによってどんな困った事態になっているのでしょうか。 経費削減のため駅トイレ廃止 代わりは車両のトイレ? 東京から電車で70分。 JRの外房線と京葉線が走る、永田駅。 元地区長でもある地元住民によると、JRは経費削減のため、永田駅構内のトイレを閉鎖。 今後は鉄道の車両に設置されたトイレを使用するように言われた

急に空き家が自分のものに…どうしたらいいのか?困った空き家問題【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

増え続ける空き家。 国の調査では、現在、家屋の7軒に1軒が空き家という状態です。 そんな中、国は今年3月、空き家を減らす対策として、空家特措法の改正案を提出。 管理が行き届いていない空き家には、これまであった固定資産税を減額する住宅用地特例を解除する、としました。 しかしその方策で、本当に空き家が減るのでしょうか? 各地の空き家の持ち主に話を聞くと、やむをえず所有することになり、売りたくてもなかなか売れない事情が、明らかになりました。 千葉・館山 やむを得ず引き継いだ「特定

歓迎?迷惑?どうするインスタ映え観光地の撮影ルール【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

新型コロナの位置づけが、5月8日でインフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げられ、これまでにあった、外出自粛の要請がなくなりました。 そんな中、各地の観光地で、写真を撮る観光客のトラブルが多発しています。 歓迎したい観光業者と、行動を規制したい地元住民とで、意見が分かれているようです。 富士山&レトロな商店街 両方を撮影するため車道に出る外国人観光客 山梨と静岡の県境に位置する、富士山の麓の町、富士吉田市。 こちらでは、昨年末ごろから、レトロな商店街と富士山を一緒に写すた

なぜ40年も野放しに?住民大迷惑!川の不法占有【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

埼玉県越生町にある建築関係の会社が、町内を流れる橋戸川を不法占有し、川の上に大きな建物を建ててしまっている現場です。 それが原因で大雨の時には周辺では浸水被害が出ていますが、不法な状態は40年以上も続いています。 なぜそんなことになっているのか? 取材を進めると、なんと野放しにされていた違法な行為は他にもあったのです。 浸水被害とその原因 越生町が管理する橋戸川を建築会社がある下流へ進んでいくと、川の上を塞ぐように建物が建てられていました。 さらにその先に進んでいくと、川

あの噂の現場は、その後どうなったのか?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】

2022年、最後の「噂の現場」放送では、これまでに取材した現場のその後を追いました。 するとそこには、喜ぶ住民と怒りを増していた住民、それぞれの姿があったのです。 外環トンネル工事 陥没現場のその後 2年前、東京都調布市の閑静な住宅街で起きた陥没事故は今、住民への補償の段階に入っています。 地下で外環トンネルの工事を進めていた事業者は工事と陥没事故の因果関係を認め住民への補償を明言しましたが、住民の多くが不満を訴えています。 事業者は補償範囲を3つに区分けしました。 1つ